女医が経験した不妊治療のリアル

産婦人科医ではない女医が、不妊治療を受けることになりました。自分の専門外のことなので勉強したことなどを残していきたいと思います。高FSH・低AMH、両側卵管狭窄、受精障害疑い

卵管鏡下卵管形成術

受けてきました。

結果、両側卵管に癒着があったということで、それを剥がしてもらって終了です。

 

手術といっても膣から管を入れて卵管の中を通していくだけなので、体の表面に傷がついたりはしません。

なので付き添いはなくても大丈夫と言われて1人で行って1人で帰りました。

前日夜9時から絶食だったのが辛かった!
朝早くにおなかをすかせたまま家を出て、病院についたらすぐに呼ばれました。

点滴の針を入れてミダゾラムという麻酔薬(大腸カメラなどの検査でも使う)を入れたら、視界が歪んでうとうとします。痛み止めの点滴も使ったようでした。

弱い麻酔薬なので声をかけられれば目が覚めます。実際に卵管の中の画像を見せてもらいました。

終わった後はベッドで3時間ほど安静にするのですが、2時間ほどたつと薬も抜けて来てもう眠れない、となってしまいました。

ミダゾラムには逆行性健忘と言って点滴している間のことを忘れてしまう作用があるので、
終わってみてから画像や話した内容をしっかり思い出してみようとすると少し難しかったです。
診察の時に聞いて癒着していた場所などを聞いて帰りました。

3時間たち、いざ起き上がってみるとベッドではもう何ともないと思っていたのにフラフラして立ったまま着替えるのが少し大変でした。

お会計をして外に出て、おなかは空いているはずなのによく分からない感じだったのでフラペチーノ飲みました。笑

この日は仕事を休みにしましたが、やっぱ働くのはキツかっただろうなと思いました。

 

1週間は夫婦生活禁止なので、その後からチャレンジ開始です。

年内は自然に任せてみようと思っています。

体外受精のふりかけ法での受精がゼロで受精障害かもしれないのは懸念事項なので、年内でダメだったら体外・顕微授精に再チャレンジかなぁ。

もしかすると染色体異常も調べた方がいいかもと思っていますが。

 

しかしとにかく不妊の原因が1つはわかって、しかも治療できるものだったということでいつもより前向きな気持ちになれています。