女医が経験した不妊治療のリアル

産婦人科医ではない女医が、不妊治療を受けることになりました。自分の専門外のことなので勉強したことなどを残していきたいと思います。高FSH・低AMH、両側卵管狭窄、受精障害疑い

自然周期法3周期目 D11 採卵

今回の採卵では成熟卵が一つでした。

フェマーラで刺激したのに、一つしか取れなくて、少しショックでしたが先日のエコー所見では大きく育っている卵胞が一つだけだったのであまり期待していなかったのもあって受け止められました。でもやっぱり卵巣機能が悪いからなのか、とは考えてしまったけれど。

とはいえ、今の自分の体で勝負するしかない。その中で精一杯やるしかない。

 

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画像引用: news.mynavi.jp

 

今回は顕微授精(ICSI)、初期胚での凍結予定です。

無事に受精して分裂してね。

今日はクリニックがとっても混んでいて、お昼頃出られると思ったのに出る頃には14時で、珍しくお仕事がおやすみで一緒に来てくれた主人が空腹でイライラしてしまって申し訳なかった〜。わたしのせいでごめんねって毎度思ってしまう。

 

さて、今回凍結にしたのは、今月にFTを受ける予定だからです。

排卵が早かったから月経のタイミングが早まるとFTの日程とかぶってしまわないか心配です。

FTは針金くらいのほそーいカメラのついている管を入れるのですが、月経中だと当然視界が悪くて、正しい評価ができないかもしれません。せっかくやるのだから意味のある検査・治療であって欲しい。。。

 

FTがうまくいったら、数ヶ月は自然妊娠にチャレンジしたいと思っています。受精障害かもしれないのが懸念事項だけれど、体内と体外の環境は違うことを信じて。